こんにちは。家にいます。こあべです。
昨今時折話題にのぼる「OSのサポート終了」。
このほどサポートが終了したWindows7はまだ記憶に新しいかと思います。
windows-7-end-of-life-support-information
そして私の愛機、Chromebookも例外ではありません。
Windowsと異なる「ChromeOSで動作するノートパソコン」ですが、どうやらこの子にもGoogle先生により寿命が設定されているもよう。
寿命、すなわち「Chromebook自動更新ポリシー」適用対象外となるとたちまちセキュリティリスクもりもりのリスク端末へと成り下がるのです…
「 Chromebookはネットワークに常時接続されている前提」なのでなおさらです。
そんな "End of Life" が来たときに備える今回のメニュー!
Chromebook廃棄について
PCの廃棄には「故障」「買い替え」等の理由もあるかと思いますが、今回は「自動更新ポリシー適用期間切れ」を対象にすすめていきます。
なお、その他の理由の場合も「廃棄の準備」から確認のうえ準備を進めてください。
自動更新ポリシー適用期限を確認する
そのPC、ほんとに期限切れてますか?
私のASUS Chromebook Flip C101PAさん。
下ページで調べてみたところ更新期限は「2023年8月」となっています。
Chrome OS 端末用のポリシーを管理する>自動更新ポリシー
期限が切れると文鎮化するので、しっかり確認のほど。
廃棄の準備
【ソフト面の準備】
Chromebook を初期状態にリセット(Powerwash)します。
ローカルに保存されているデータ(ダウンロードしたファイル、写真、所有者権限、保存されたネットワークなど)が削除されます。
必要なデータがある場合は外部記憶領域においてバックアップが必要です。
なお、アカウント自体やアカウントと同期しているデータには影響しません。
方法はこちら:Chromebook を初期状態(工場出荷時の状態)にリセットする
なお、データの消去のみもできるようです。
もともとローカル記憶領域の極端に少ないクロブちゃんのメンテナンスに役立つかも。
※G suite導入済組織においてChromeEnterpriseライセンスによる集中管理がされている場合は初期化等の操作が制限されます。
「組織の管理対象に指定されている」と表示される場合は管理者問い合わせが必要のようです。
出典:よくある質問@ Wipe Chrome device data - Google Chrome Enterprise Help
【ハード面の準備】
まず、ノートパソコン本体は居住する自治体による回収ができません。
回収は製造者(メーカー)が担当。※C101-PAの場合はASUSへの連絡が必要。
端末はPCリサイクル法に基づき、下のPCリサイクルマークが無い場合のみ費用が発生します。筐体を確認してください。
※PCリサイクル法が施行された2003年9月以降に購入されたPCはすべてリサイクル料金が含まれた価格で販売されているためマーク付き(無料回収対象)
端末は回収、送付となるかは回収者への連絡次第でしょう。
その他雑想
思ったのですが…Chromebookって
売れないんですか?
下取りしてもらえないんですか?
調べてみると、各社買取対象モデルの一覧を公開していますので、売れますね。
ポリシー適用期間内の端末対象かは不明ですが、少しの手間で初期費用を取り戻せるなら売っちゃうなぁという新しい可能性です。
参考ページ
今回の参考ページはこちら
以上、自分の端末の処分時を含め、「その時」が来た方への参考になれば幸いです。