こんばんは。おうちでじしゅくちゅうのこあべです。
モバイルファーストが更に進んでいます。
このほど2020年2月、Microsoft からOfficeの統合アプリケーション”Microsoft Office”がリリースされていたので導入から使用感、デメリットまで調べてみました。
件のOffice app…
The Microsoft Office app – Word, Excel, PowerPoint & more
あらかっこいい←
第一印象は大事ですね!
素敵に表現されたこのアプリ、スマホで享受できるサービスを1つのアプリ内に詰め込んだスーパーアプリの業務特化型みたいなもの?って感覚でいいのでしょうか。
楽しみであります。
さて今日のメニュー!
- まず結論!
- 導入編:そもそもこれ何?
- 何ができるの?
- どうすれば使えるの?
- 統合Officeのメリット・デメリット?
- 他サービスとの親和性は?
- Chromebookでも使えます!
- 余談:Google Chrome拡張機能”Office”が提供されている
まず結論!
・無料機能が豊富。特にPDF関連の機能が良質。
・共有先の選択肢が豊富
・モバイルファーストへの移行期ユーザーでも安心の操作感
・モバイル×PC族に嬉しいTransfer.office.comが超便利(後述)
実際に操作してみて、私は買いです。いい。
私のメインプラットフォームがGoogle様なので、Googleドライブ上のファイルの編集、更新連携が可能になれば更に魅力は増します。
導入編:そもそもこれ何?
スマホでWord, Excel, Powerpointが使えるアプリです。(ざっくり)
私は遅まきにこの記事で知りました。
MicrosoftがOfficeの統合モバイルアプリをリリース! スマホ作業の生産性爆上がり-TECHABLE-
Wordなど単体アプリが既存で、各アプリをそれぞれインストールする必要がありました。
それを集約して利便性を向上、様々な機能を追加したモバイルファーストアプリが新生”Microsoft Offece”アプリです。
第一印象はよい。
Microsoftさんの最近のプロダクト、OSや端末の垣根を越えた柔軟性が魅力です。
今後Microsoftによるソフトウェア、webサービスへの更なる囲い込み、締め付けは織り込み済みで使いたい笑
何ができるの?
気づいたもの、掲載されていたものを列記します。
1.音声入力(ディクテーション機能):長文入力に便利
2.Excelカードビュー、Powerpointアウトライン:よりシンプルに編集できる
3.レンズ機能:スマホのカメラで書類、テーブルをデータ化
4.PDFの作成、編集:スキャン、画像からの変換、書面へのサイン
5.QRコードスキャン:スキャンしてメモに保存可能
6.Transfer.office.comによるPCへのファイル受け渡し:!!(後述)
7.Officeファイル作成・保存・共有:既存アプリから踏襲
保存)Onedriveで使用できる共有機能と同等
呼び出し)Googleドライブ上のファイル展開が可能
8.複数アカウントの管理
・サブスクアカ(後述)限定の機能
1.保存先をGoogleドライブに設定
2.タスク管理機能
非対応:押印(笑)
なお、非サブスクアカでサインインするとPersonalいかが?と誘われます。
どうすれば使えるの?
まずはストアからダウンロード、インストールしましょう。
iOS版
その後マイクロソフトアカウントに接続すると使用準備完了です。
※マイクロソフトアカウントには
「サブスクリプションアカウント(Microsoft365契約アカウント)」
「非サブスクアカ(いわゆる個人アカウント)」
の2種類があります。
職場、個人と複数持っている方はこのときサブスク版でサインインを。
Microsoft365を契約しているサブスクリプションアカウントでは全機能が使用できるようです。
ストアで「一部課金あり」の表示が出ているのは「サブスク契約してくれてたら『無料』で使わせてあげる」って意味でした。
統合Officeのメリット・デメリット?
メリット
・OneDriveをメインで使う方のメリットは保証済みです。先代から引き続き安定。
・隠れた目玉、Transfer.office.comが超便利。
今回の目玉です←
出先でスマホとPCをペアリング、カメラでスキャンした書類なんかをその場でデータとしてやりとりできる機能です。
モバイルファーストには逆行しますが、無料アカウントでも可能!
おじさん世代のワタシからするとこれは生まれ変わったOfficeアプリ目玉です!!
これ前からありました?とても便利!!
デメリット
・全機能を使用する場合はサブスクリプション契約が必要(何ができるの?参照)
競合サービスとの連携などシビアな印象を受けました。
・Skype, Teams, Formsなど他の365サービスへの接続は?
まだ統合アプリに参加していないアプリの統合が待たれます。
我々のスマホにいくつもアプリを入れる容量はありません笑
他サービスとの親和性は?
・サブスク契約済みの方:◎
・一般アカウントの方:◯
※DropBox、Boxなど専業クラウドストレージとの親和性◎です
競合サービスまで余すことなく使いたい場合はMicrosoft365の契約をおすすめします。
Chromebookでも使えます!
Chromebookユーザーの私に朗報です。
ChromebookにはAndroidアプリをインストールできるため、"Microsoft Offece"を導入することができます。
変わらぬ操作感で使用できるので、Googleサービス×Officeの再現度でお悩みの方は導入待ったなしです
【追加情報2021.04.24】
余談:Google Chrome拡張機能”Office”が提供されている
ん?
Chrome拡張機能版Officeもあるぞ?
ブラウザーで Office ファイルへクイック アクセス -Microsoft-
Google Officeより親和性高そうですね、今度調べてみよう。
その他、コロナの裏でMicrosoftも動きがあるようです。
引き続きこの分野を追って行きます。