こんにちは。こあべです。
災害の多いこのご時世、「生き残ること」がライフワークに追加されたんじゃないか?
と思われるほどの自己責任時代です。
いつ、何時当事者となり、「被災者」なるかは未知数です。
「いつか」に向けて最も身近なスマホをどう使って生き残るか。
今回は【災害×スマホ】
災害時の情報環境整備をテーマに備えをまとめていきます。
今回のメニュー!
大前提:日常で押さえるべき基本情報
・ハザードマップの確認
自分がどのようなリスクのある土地に暮らしているのか?を知っておくこと。
自治体のホームページに情報が公開されています。
・避難所の確認
執筆現在、台風10号が取り沙汰されています。
気象庁から「命を守る行動」として「友人知人・親戚の家に避難することも視野に」と発表されました。
災害と感染拡大、二重の困難が出させた考え方なのでしょう。
・必要物資の備蓄
「備蓄のみで3日間生き抜けるだけの量」が目安とか。
詳細のわかるサイトは星の数ほどあります。独り身も準備準備!
・災害時に自分のとるべき行動を把握する
マイ・タイムラインという考え方があるそうです。
自分の状況を踏まえてとるべき行動を事前に把握しておくと、災害発生から一刻を争う避難までの時間を有効に使えそうです。
そして今回取り上げる…
・災害時の情報環境の整備
スマホを武器にするサバイバルを考えていきます。
「生き残る」ためのスマホの役割を定義する
災害時、最も重要なことは「生き残る」こと。これが目的です。
「スマホ」はそのための手段として役割を持ち、機能します。
主な役割として考えられることは、
1.安否確認
2.情報収集
3.コミュニケーション
役割が機能するには、
・ネットワークサービスの維持・継続
・バッテリーの延命
が前提となります。
これらの条件に合わせて普段からスマホを運用することで、災害時に慌てて調べることはなく、生死を分ける時間を効果的に使えるのでは?と考えました。
役割1.安否確認
災害伝言板を使用せずとも「位置情報の共有」で安否確認を行えるようです
iPhoneの場合:
Apple製「マップ」アプリで位置情報を共有できるようです。
方法が紹介されていたのでシェアシェア。
Google提供:パーソンファインダー
災害時以外にも本人・他人関わらず特定の個人の安否情報を提供できます。
その他、災害伝言板、災害用音声お届サービス(各キャリアアプリが必要)を利用する方法も。
方法を分散するか、一本化するか、SNSであればどの媒体を使用するか、家族内で決めておく必要がありそうです。
役割2.情報収集
・ラジオ聴取@radiko
災害時に役立ったメディアとして常に上位にランクインするようです。
普段から地上波との同時放送をしています。
いざという時にテレビの情報をスマホから。
・SNSでの情報収集
悪意の無いデマ、フェイクなど見分けるテクニックを知っておくと強い武器になります。
「リスト機能で信頼できる情報源をリスト化しておく」のは確実な情報を得るうえで有益そうです。
役割3.コミュニケーション
コミュニケーションでは普段と変わらず有効なLINE。
東日本大震災後にローンチした同サービスの「既読」機能は安否確認を見据えているんだとか。
興味深く拝見しました。
これらの役割が機能し続けるには…?
環境:ネットワークへの接続維持
ネットワークに接続できる環境にあることが大前提です。
様々な取り組みが見て取れます。
・災害時に展開される無料Wifiサービスの利用
・各通信事業者の災害対策を確認
※主が各キャリアの防災サイトを巡回してみた結果、最も明解にまとめられていたKDDIのページをご紹介します。
環境:バッテリーを守り抜く
日頃からのモバイルバッテリー持ち歩きは必須でしょう。
私はAnkerのバッテリーを持ち歩いていますが、3日間しのぐには非力…要改善です。
究極の災害対策は、オール電化住宅×PHEVでしょうか…?
スマホのバッテリー節約手法は多々あります。
設置を行ったうえで、個々に合った電源管理方法を深めてみては。
その他お役立ち情報
・Twitter公式より:救援要請ツイート例+リンク
「SNSを通した救助要請方法」に決まった方法はあるのか?
— こあべ@雑記帳 (@koabefin) 2020年9月5日
…代理通報?
…それだけ?
そろそろ電話一辺倒の通報を改めて、被災地付近での個々の発信をフィルタリングして分析、出動できるような仕組みが整ってもいいんじゃないだろうか。
台風、締まっていこう。https://t.co/TOJhyLV7ti
・Google Crisis Mapで被災箇所の最新情報を入手できます
・KDDIより、提供者目線でのユーザーへの情報提供
まとめ
災害に備えるサービスを調べてみてわかったこと…
「サービスが多い!!」
いいことです!いいことなんです、とても。
でも、サービスが増えるにつれて周りの大切な人たちの情報がすり抜けてしまうのではないかと不安にもなりました。
特に家族とは詳細な打ち合わせをしておく必要がありますね。
筆者は幸いにも被災したことはなく、防災リテラシーに覚えはほぼありませんでした。
今回は「無知」を抜け出すためのきっかけとして執筆し、共有しています。
今後も列島が災害面での動揺しないことを祈るばかりです。
本件も随時更新。どなたかの参考になれば幸いです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考:
【通信×防災①】災害発生時、まずスマホでやるべきこと |TIME&SPACE by KDDI