お金の勉強はライフワーク。こあべです。
こんな記事が流れたんです。
銀行口座、ついに維持手数料が徴収される時代に?今からできる2つの防衛策
各行口座維持手数料を検討してるんですね。
マイナス金利ですもんね…
金持ってると日銀に取られますもんね…
でもこれ、預入残高によっては金利優遇があるとも書かれています。
お金がかかるだけじゃないんだ。
銀行口座といえば、休眠口座についても話題になりました。
使ってない銀行口座はありませんか?
解約しないまま「休眠口座」になると、手続きが面倒になったり手数料を取られたりします。
※休眠口座の処遇
「休眠預金等活用法」に基づき、10年以上入出金等がない場合、事前告知ののち「休眠貯金」として預金保険機構に移管されることがある。
私見ですが、この手の手数料は近い将来必ず課せられます。
そんなわけで今回は銀行口座の断捨離について考えてみました。
時代とともに変わる銀行口座事情、古い価値観ごと断捨離しようと決意します。
本日のメニュー…!
銀行口座を整理する
断捨離するうえで必要なものを捨てては元も子もないので、目標を立ててみました。
目標:保有する口座に理由を持たせる。
私の断捨離後の理想は…
1.楽天銀行:給与振込口座
2.住信SBIネット銀行:運用資金、貯蓄用口座
3.りそな銀行:運用目的
4.ゆうちょ銀行:唯一残した従来口座(口座維持手数料導入情報なし)
5.財形貯蓄口座
それぞれの口座に明確な保持理由が無い、いくら入っているかわからない、となると管理が行き届かなくなってしまいます。
今回は理想から漏れたメガバンク、信用金庫の2口座を解約し、ネットバンクへ移行することとしました。
振込手数料は過去の遺物?
断捨離のきっかけは「管理手数料」の他に「振込手数料」もありました。
以前までは他行宛振込みには当たり前のように「324円」の手数料がかかっていましたが今は違います。
ネット銀行は
「月◯回まで他行宛振込手数料無料」
です。
「カネをかけてカネを送る時代」
または
「振込先銀行口座に合わせて同行口座を作る時代」
…いつの間にか終わっていました。←
ネット銀行の選び方については遥かに詳しい人が書いているので全力で学んでおきたい。
記事を後ほど掲載します。
メガバンク(三菱UFJ銀行)口座を解約してみた
【方法】店舗に行きましょう。
UFJさんにはしのびないですが、ヘルプページに解約方法を載せてくれていました。
その他の銀行も調べましたが、ホームページの深いところに情報があるところも…
〜解約は15分で終了〜
1.店舗へ行く
【店頭への持参品】
通帳
届出印
キャッシュカード
本人確認書類(免許証)
2.「口座解約申請」 を必要事項を記入して窓口に通帳とキャッシュカードと併せて提出します。
3.手続きの終了を待って終了です。
…
意外なことに手続きはこれだけ。
その後「今までありがとうございました」と言われ店舗を後にします。
この時なぜか少しセンチメンタルに…
新卒で入社したときの給与振込口座なので思い入れ無くもない…
なにはともあれ、今後はアプリで管理する口座と天下無敵のゆうちょ銀行と生きていく所存です。
ネット銀行開設のススメ
そして従来口座を廃した後に待つのはネット銀行への移行です。
漏洩リスクなど「ネット銀行怖い…」って思っているあなたへの、わたしが考えるtodo。
- 身を売る経済圏を決める(ネット銀行はほぼ大手サービスの系列です)
- 個人情報についてある程度寛容になる(リスクと感じる内容の利用規約を参照・理解して始めるという根性論)
- 金利だけついてればいい…とかいう考えをやめる(銀行はもうお金を増やしてくれない)
- 現金を捨てる(利便性を手に入れる)
「円」に育まれた日本人に現金にサヨナラしてもらうのはハードル高そうですが…
そしてネット銀行口座開設は絶対にポイントサイトを経由しましょう。
3000円分くらいのポイントが手に入ります。
預金金利換算で何円分ですか?
3千万円分くらい預けないともらえないのかな?
私はこのように考え、多少労力をかけて口座事情を改善しました。
「どのネット銀行がいいの?」は私より上手にまとめてくれる方がいるので、全面的に頼ります笑
自分が思う、理想の「金利」と「利便性」を考えて選んだ結果…
私の決断:楽天銀行を開設しよう!
私は楽天経済圏へ身を投げました。
まずは
ポイントサイトの選定!
楽天銀行の口座開設の場合
そして、
開設!
楽天ついでに証券口座も立ち上げておきましょう。
ポイントで運用資金を賄えるうえ、楽天証券口座と銀行口座を紐付ける「マネーブリッジ」を設定すれば普通預金にして預金金利「0.1%」を弾き出す高パフォーマンス口座を作り上げることができます。
利率で対抗できるのは韓国資本のSBJ銀行くらいでは?
ただし…
この楽天銀行、その他の手数料をあの手この手で取ろうとするので注意が必要。
コンビニATMから使えるからと言って時間外預け入れや無料引出し回数以上の引出しをすると即座に手数料がしょっぴかれます。
そんな新事実になんとか適応して断捨離していき…
ととのいました。
口座維持、預金額の把握等、気にしていたことから解き放たれる感覚。
晴れやかでした。
このととのった感覚、みなさまもぜひ。
(2020.02.02 こあべ追記)
ATM、通帳をやめて経費節減はもはや銀行業界では当たり前、地銀、信金の存続にも逆風…再編の波が押し寄せています。
また、セキュリティ人材不足により、メガバンの始めたネット上口座のセキュリティは今後も不安の種。
今後も雲行きの怪しくなる銀行各行の動きを注視していきます。