こんにちは。こあべです。
セブンペイ騒動に始まり、LINE✕Yahoo、メルペイのOrigami買収など、高還元キャンペーンがまた始まるとかなにかと騒がしいキャッシュレス業界。
そんな業界が大好きで時折情報を追っている私なのですが、各サービスの統一QR規格への準拠について勉強していなかったので取り上げてみます。
【この記事の情報・所要時間】
今後のコード決済で用いられるであろうコード規格とは@10min
今日のメニュー!
統一QR規格「JPQR」とは?
なんでも、経済産業省主導で国内でのQRコード決済統一規格「JPQR」を普及させる、という企みがあるそうです。
国内決済サービス統一QR「JPQR」普及事業スタート
netshop.impress.co.jp
記事概要:
キャッシュレス推進協議会はモバイル決済サービスの乱立、事業者毎に異なるQRコードを一本化すべく産官学からなるQRコードの統一規格を策定。
2020年8月をめどに順次切り替える方針を打ち出していた。
参加する決済事業者は、上記2社の他、NTTドコモ(d払い)、Origami(Origami Pay)、KDDI(au PAY)、福岡銀行(YOKA!Pay)、みずほ銀行(J-Coin Pay)、ゆうちょ銀行(ゆうちょPay)、LINE Pay。
店員さんが「??」にならなくてもよくなる素敵な制度でした!
その一方で
コード決済加盟店の相互開放を進める「MoPA」が活動終了
記事概要:
LINE Pay、メルペイ、NTTドコモ、KDDIの4社はキャッシュレス決済の普及促進を目指すアライアンス「Mobile Payment Alliance」(MoPA)の活動を終了した。
MoPAは、LINE Payとメルペイが2019年3月に設立した事業者間アライアンス。
QRコード決済サービスが乱立する中、コード決済の加盟店を相互に開放し、加盟店がいずれかのQRコードを掲示するだけで両社の決済サービスに対応できる環境を目指した。
提携解消の理由として4社は、LINE Payのサービス方針が「MoPAの掲げる思想と食い違いが発生する可能性が大きい」ことを挙げた。
要は、MoPA内でLINE Payと仲違いしたのでJPQRで統一MPM(後述)を目指そう、です。
YahooとLINE統合後のキャッシュレス業界
YahooとLINE統合はどんな影響を与えたか?
気になるのはこのニュース。
8月のJPQR発表、10月からの導入開始、11月のLINEPay MoPA脱退、その後12月に両社の統合が発表されています。
最終的にまた「ガラパゴス化」とか言われないように海外との連携もお願いしたい今回。
国内消費にだけ目を向けていることなんて、ないよね?きっと…←
おまけ
そういえば、コード決済って画面を読んでもらう時と店頭のコードを読み取るときがありますよね。
あれ、なんで方式が変わるんでしょう??いずれ調べてみよう。
それぞれこんな名前だそうですよーほんとのおまけ。笑
CPM方式:Customer Presented Mode
利用者がQRコードを表示し、店員がバーコードリーダー等でスキャンするCPM方式。
MPM方式:Merchant Presented Mode(自分で読み取る)
利用者が店頭に掲示されたQRコードを読み取るMPM方式(店舗提示型コード決済)
JPQR(国内統一コード規格)は写真のとおりMPM方式を採用するようです。
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今後とも生活上でお金に関わることがあればしつこく追尾していく所存。
とりあえず、MPMとCPMのメリット・デメリット、お店によってモードの違う理由なんかもおいおい知っていきたい。
ま、実生活で全く役に立たない知識ですが、知りたいことは逃さない!!笑
ではでは。