こんにちは。こあべです。
果てしなく広がる無線接続ロマンの現代。
もちろんChromebookもBluetoothとの接続が可能です。
この記事では、
「一般的なBluetooth製品とChromebookってちゃんとつながるの?」
「今までのPCを買い替えてChromebookになったけど、このヘッドホン大丈夫?!」
という疑問にお答えするため、実際に手持ちの機器を使用して検証していきます。
これからChromebookやBluetooth製品を購入される方の参考にれば幸いです。
それでは今回のメニュー!
送信側機器
まずは今回の登場人物紹介です。
テスト環境の送信側(Chromebook)はこの方。
最近方向キーの動作が怪しいこの子のBluetooth規格は 4.0 (Dual band) 2*2。
Bluetooth4.0対応です。
そして、私の身の回りのBluetooth機器を洗いざらいピックアップし、それらを彼につなげてみました。
受信側機器と動作結果
Bluetoothスピーカー内蔵LEDライト:間接照明として使用
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・通信方式:Bluetooth標準規格Ver4.0
・対応コーデック:SBC(標準コーデック)
※コーデックの違いによって、圧縮率や音質、そして音の遅延具合が変わる
その結果は?
人の体など障害物があると音声の断絶、接続の解除が起こります。
機器間をクリアにした状態での使用推奨。
アウトドアや昼間の室内音響として使用。
単体でラジオを聞ける点も気に入っています。
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・通信方式:Bluetooth V4.0(取扱説明書)
・対応コーデック:SBC(公式情報無し、別ページにて判明)
その結果は?
障害物の存在に弱い。
途切れる現象があったがBluetooth機器の電源入り切りで回復。
外出時に使用。
3回洗濯されても何度落とされても手元に戻ってくるこの子。堅牢性と帰巣本能を備えた良品です。
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・通信方式:Bluetooth 5
・対応コーデック:Qualcomm® aptX™ Audio
その結果は?
送信側・受信側間の障害物に注意。
イヤホンという機器の性質上、端末と離れた距離で使用することはほぼありませんが、ドアを挟んで使用するなど人為的に障害物を挟むと途絶します。
結論:”works with chromebook”認証品を使おう!
相性をひとことで言うなら、
Chromebook × 一般Bluetoothはまだまだ進化の余地あり
でしょうか。
同時に、「わざと途絶を引き起こさなければ途絶しない」こともわかりました。
障害物を挟んだ際の通信については心もとない印象です。
「規格の合う機器間で使用してもうまくいかないことがある」という大前提で個人の娯楽的な使い方をするには全く問題無い動作です。
業務用で使用する方はそもそも無線環境で構築しないですよね…。
そしていろいろ試すのも楽しいのです…グフフ
ChromebookにBluetoothを接続して動作させるなら、最低限 works with chromebook認定のある機器を用いるのが決め事となりそうです。
音声を扱う機器にはまだまだ少ないかも?
それ以外は「対応」とは謳われていても何かしらの惜しい点があることを覚悟しておくべきですね。
最近は外付けキーボードが発売されるなどにわかに熱を帯びてきた感のあるworks with... 界隈。
今後も市場が拡大していくことを期待しています。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
どなたかのお役に立てたら幸いです。
【参考】
ASUS Chromebook Flip C101PA | 2-in-1 製品 | ASUS 日本 - スペック
Bluetoothのコーデックとは?確認方法は?—SBC・AAC・aptX・LDACの違いを知っておこう! | 8vivid
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